Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(64ー2)(私家版)

結生心の後、16個の有分心が生起する。その後に、一個の意門転向心及び7個の「有欲速行」即ち新しい生命に執着する所の速行であるか、それらが生起する。苦集滅道の「集」は、合計3種ある。欲貪、有貪(即ち生命への貪愛)と無有貪である。人が母胎にいる時、一番目の意門心路過程は、まさに新しい生命への貪愛を実践する。生命を貪愛するエネルギーの力は非常に強いもので、この生命が四悪道のものであっても、人類、天神または色界梵天であっても、無色界梵天の生命であっても、(同じ様に強力である)。生命を貪愛する力は、衆生をして、一世また一世と輪廻させる事になる。