翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(63ー1/2)(私家版)
■生まれ変わりの法則 無色界の梵天が死亡すると、生まれ変われるのは、更に高度なレベルの無色界天だけになる。比較的低レベルの無色界天に生まれる事は出来ない。例えば、空無辺処の梵天が死亡したならば、識無辺処又は無所有処、又は非想非非想処に生まれる。識無辺処の梵天が死亡したならば、無所有処又は非想非非想処に生まれる。空無辺処界には生まれない。彼は近止定の力で欲界に生まれる事は出来る。。。。。。。 色界の梵天が死亡したなら、無因(結生心)による生まれ変わりはない。。。。 (無因結生には、二種ある:1.四悪道に生まれる。不善果報心である。2.先天性障害者。善果報心。) 欲界において、三因の天神または人が死亡した時、四悪道、天界、色界と無色界を含む、どの様な場所にも生まれ変わる可能性がある。。。。。 その他の(死亡の時、二因又は無因の者)は、欲界にしか生まれ変わる事が出来ない。というのも、二因しかない為、智慧がなく、ジャーナを証する事ができたい為、色界又は無色界に生まれる事は出来ないのである。