Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-134)(私家版)

識無辺処果報心は、識無辺処地に出生して、梵天神の結生心となるものであって、それは、識無辺処善心から生じる。

もし、一人の人間が、かつて、識無辺処禅心を証得したことがあっても、しかし、臨終のときにジャーナを失うのであれば、識無辺処地に生まれる事はできない。

もし、無色界処に出生したいのであれば、臨終の時に、ジャーナを保ち続ける必要がある。

無所有処果報心と、非想非非想処果報心もまた、同様である。

(3-135につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>