Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-12-10から1日間の記事一覧

世俗の吉祥

次男が所用で、インド・アメーダバードに行っています。。。。。 普段は無愛想な次男ですが、今回は Lineで、「今、インド到着!」と連絡が入りました。 彼は若い時に、世界放浪の旅に出かけ、10年間、実家に音沙汰なしだった事があります(旅の途中、モロ…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(88−1/2)(私家版)

次に8種の無明と、無明の縁により、如何にして行となるかを解明する。 1.無明は、5取蘊は苦諦めさである事を知らない上に、5取蘊を執取する事を、楽しいと錯誤している。《中部》75経に以下の様な記載がある。。。 一人の先天性盲目の人がいて、黒色…

<実用アビダンマ>翻訳終了(予定)

予てより翻訳して参りました <実用アビダンマ>は、実質、後20ページ程になりました(現在、320/360ですが、多くの図表があり、それらは割愛する為)。。。 年末か、遅くてもお正月の初め頃には、翻訳終了となります。。。。 その後、少しお休みを頂きま…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(87ー1/2/3)(私家版)

■縁於無明、行生起(無明の縁によりて行が生起する)……… 無明は、52個の心所の中の痴心所である。特徴は心の盲目性又は智慧のない事。経典では、無明の事を盲人と同じである、と言う。無明の現象は迷惑(惑い、惑乱する事)、作用は目標の真実の法を覆い隠…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(86ー7)(私家版)

<表V>12縁起の図表(割愛)

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(86ー4/5/6)(私家版)

✥12縁起の法則✥ 無明(avijja)の縁によりて 行(sankhāra−nの下点。以下同様。)……………………… 行の縁によりて識(viññāna−nの下点。以下同様。)。……………………… 識の縁によりて名色(nāma−rūpa)。 名色の縁によりて6処(salayatana)。 6処の縁によりて触(p…