本日の 楽天web ニュースを見ていたら、浄土宗の掬池さん
という女性僧侶が、結婚してもしなくても、人間はどうせ一人
ぼっち、結婚したくない人は、堂々、仏陀の教え通り、犀の角
のように、一人で生きればよいと、言っていました。
結婚して夫がいても、子供がいても、たいして得るものなんぞ、
ありませんって、掬池さん、身も蓋もない事を、
エラクはっきり、言いますなぁ(笑)。
私なんぞ、夫と一緒に暮らしていた時は、(家事や力仕事を)
手伝って欲しいのに手伝ってくれない、(悩みを)聞いて欲しい
のに聞いてくれない、かと言って喧嘩している訳でなく、
理由なき家庭内別居みたいで、病的に孤独でしたけれど・・・、
今は庵を結んで一人住まい。
重い荷物を一人で運ぶ時は(誰をも当てにせず)、二つに分けて、
車止めから家までの坂道を二回、往復すればいいし、
他人に話を聞いて貰うより、自分で自分の心の声を聞く習慣が
出来たし・・・智慧さえあれば、”ぼっち” の方が、楽しいゾ(笑)。
今の私は「一人の方が楽しい」のですが、
他人にはなかなかそうは言えず、「ご家庭があるなら、
それを大事になさいませ」とかなんとか、当たり障りの
ない事を言っていたのですが、掬池さん、なかなか、
やりますな。
追記:仏陀は「一度手に入れたものを失うのは愚か者で
ある」とも言っていて、すでに結婚しているのならば、
健やかな家庭を維持する努力も、必要ですね。
仏陀の言葉は対機説法であって、スローガンでは
ありませんから、その点は要注意。