Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★「目の中の塵」(翻訳文)1-5

みなさんも、皆、第一番目の弟子になって、ただ一度教えたら、心内において、真理を悟る人間になって頂きたいーーこのような弟子は、非常に少ない(+けれども)。しかし、ある種の人々は、己自身の為すべき事柄に対して、非常に簡単に理解することができるのである!

そして、(+ある種の人々にとって)今すぐ行動に移せない原因は、無明の汚染である。彼らにとっては、浄化の過程を深く知ることが非常に重要であり、そうすることによって、己の(+心の各種の)汚染を見ることができるし、その後では、ただ忍耐力と時間のみが(+心を浄化できる事を)受け入れ、そして、そのことによってのみ、(+人生を良い方へ)転換させることができるという事実を見つめることができる(+ようになる)。

仏陀の時代、仏弟子たちはみな、「声聞僧(Savaka)」と呼ばれていた。その意味は、「法」を聞く人、である。「法」は聞いた後に実践しなければならず、その後に心内において、転化、昇華するものである。

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。(1-6につづく)

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<ケーマ尼著「「目の中の塵」中国語→日本語

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>