<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
止(世間の貪、憂を調伏する)
仏陀は《大念処経》の中で、四念処に触れる時、常に、諸蓋を捨離する様に、と話した。
それはすなわち、仏陀が、(+経の中では)比丘は、貪と憂を捨離するべきである、としか述べていないにしても、その真意は、比丘に、すべての五蓋を捨離する事を、要求するものなのである。
【 1)比丘たちよ。
ここにおいて、比丘は身随観身において住し、熱心に、正知して、念を具備し、世間の貪、憂(vineyya loke abhijjhā domanassaṃ)を調伏する。
2)受随観受において住し、熱心に、正知して、念を具備し、世間の貪、憂を調伏する。
3)心随観心において住し、熱心に、正知して、念を具備し、世間の貪、憂を調伏する。
4)法随観法において住し、熱心に、正知して、念を具備し、世間の貪、憂を調伏する。】
(3-20につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<『涅槃証悟の唯一の道』パオ・セヤドー著 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>