精舎の書斎と居間(間取りの都合で半分通路みたいになっている部屋)の床を、畳から、フローリング(檜&杉)に替えました。
工事は、いつも誠実に仕事をして下さる、馴染みの大工さんにお願いしました。
私が、自分の好みの床材を自分で勝手に調達した為、大工さんはため息交じり・・・
彼お勧めの集成材(大判タイプ)にすれば、張替え作業は、とても簡単なのだそうですが、私が無垢材に拘り、その上節約のために B級品を(自分でインターネットで)買ったものだから、すこしオカンムリ。
素人目にも、無垢板は集成材より作業が三倍も困難なことは見ていて分かりましたから(築 50年の古家は微妙に歪んでいて、四隅は、きっちり 90度ではないのです)、大変に申し訳なく、お弁当を差し入れして・・・。
昨日、ようやく作業が完了しました。
20年来頑張ってきた、仏教書の翻訳はもうありませから、パソコンは、朝と夕に、ちょっと覗くだけなので、書斎のレイアウトを思い切って変更して、少しでものびのび暮らせる様に工夫しました(この家に引っ越してきて 8年、
<床の間>は一度も、花を飾ったり、掛け軸を掛けたりした事がないので、思い切って本棚にしてしまいました。
しきたりを大事にする昔の人が見たら、吃驚するでしょうね)。
来年の春、Ven. U Puññānanda Sayādaw の訪日弘法を成功させた後、私もいよいよ修行の旅に出たいものだと思っています。
新しい酒は新しい皮袋に盛ろう・・・
気分一新、盆地に吹く風は涼しく、精舎も風通しよく、さわやかな秋になりました。