Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(50ー1)(私家版)

✥四種の業✥              業:パーリ語「kamma」。。。。。           その意味は「造(ナ)す事」。。。。   善又は不善の思心所の事。。。。        52心所の中に一個の思心所があり、それは業を造る所の心所であり、それがまさしく業である。。。              仏陀は《増支部》の中において以下の様に言う:                 「比丘達よ。私は、業とは即ち思であると、言う。それの願いに基づいて、人々は、身・口・意を通して、業を造る。」   業が熟した時、ある者は地獄に墜ち、ある者は動物になり、ある者は餓鬼に、なり、ある者は人身を得、又は天道を得る。。。   業の異熟(即ち果報)は、3種ある:     現生受有、次生受有、無尽業。