Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(50ー2)(私家版)

■業と果報               1.業                  一つ一つの願望を伴った行為は、皆、果報を生じる。。。、。。              因が果を生じせしめる為、そを見れば因が分かる。。。                 例えば、己の生活の様子、容貌、寿命、健康状態、性別、智慧などなどは、果である。。。                   果をみれば、己が前世で蒔いた因を知る事ができる。。。。              業は善なるものと、不善なるものとがある。果報の本質からみると、善と不善の区別は持たない。               善であるとか、不善であるとかを言うのは、その善業又は不善業が齎す、結果を言うのである。