Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

身・口・意を慎んで

本日翻訳UPしました、業に関する解説   <実用アビダンマ(50ー1)>、       なかなかに、怖いものがあります。。。      業とは、長い輪廻の中において積み重ねた心の癖と、その心の癖が引き起こす、諸々の現象。。。。。。。。           それらは、善なるものもあれば、望まない不善なるものものもあります。。。               私の精舎は、九州のとある片田舎、温泉町にあります。。。              あちらこちら、温泉が豊富に湧き出る為、精舎で風呂を沸かさず、毎日、共同温泉に湯浴みに行きます(比丘は戒律の規定で、人の集まる所で衣を脱ぐことは禁止。その為、共同温泉は入れません。貸し切りにすれば入浴可能。サヤレーには、この戒律の適用はなし)。。。               毎日、共同温泉に行っていますと、多くの方々と顔見知りになります。その中で、何人か、こまったさんがいます。。。        他人の外観の欠点を言い立てる人、あのボランティアをした、このボランティアをしたと、ボランティアが趣味で、延々とボランティア自慢をする人………いえ、私もたまに、姪の自慢、海外在住の孫自慢します……(汗)。。。。。                           パオ森林僧院ヤンゴン分院住職のクムダ・セヤドー教えて曰く:          「身・口・意に気を付けて。凡夫は頭の中の悪い考えを止める事ができないが、せめて、それを口に出して言わない様に努力しなさい。」。。。。。                              頭の中で考えているだけなら、業としては軽く、身体または口による実行動に移すと、業としては重くなるからだと思います。。。。。                  ご参考まで。