南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(77ー2)(私家版)

心生純八法聚の中にも、一つの、食素と呼ばれるものがある。食生色聚の中の食素に、命根9法聚の中の消化の火を加えたものは、心生純八法聚の中の食素を支援し、結果、新しい代の心生食生色聚を生む事ができる。新しい代の心生食生色聚の中の食素は、食生色聚の中の食素と消化の火の支援を受けて、又新しい代を生み出す。この様にして、心生純八法聚は食素の支援を受けて、合計三代続ける事ができる。時節生八法聚の中の食素朴は、食生色聚の食素と消化の火の支援を受けて、新しい代の色聚を生む事ができる。新しい代にも食素があり、食生色聚の食素と消化の火の支援の下、又新しい代が生じる。時節生色聚は食素の支援を受けて、合計12代まで、生ずる事ができる。食生純八法聚の中には食素があり、後に生起した食生色聚の中にも食素がある。そして、後に生起した所の、食生食素と消化の火の支援によって、先に生まれた食生純八法聚の中の食素も又、新しい一代を生む事ができる。合計12代生ずる事ができる。これを食生色聚と呼ぶ。