新しく出家した者に対して、如来は、他の如何なる教えも与える事なく、ただ、念処の禅修行に投入するべきであると提案する。と言うのも、禅修行は、比丘の主要な修行であるが故に。出家の制度を確立する目的が、生活の為に、という風になってはならない。反対に、生死輪廻を離脱したいと渇望する善男子の為、禅修行に取り組む時間と条件を創造するものである。在家者は、この様な機会と条件に欠けている。比丘の任務は、まさに禅修行にあり、禅修行は、戒清浄を基礎としなければならない。もし、すでに具徳の者であるならば、その比丘は、禅修行にとっての良い基礎を擁しているのだと言える。しかし、戒清浄を具えるだけでは不足である。それはまさに、農夫が田畑を耕し終えておりながら、種を蒔かないのと同じである。。。。。。…………………… パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属Paññādhika Sayalay (般若精舎) ★願以此功徳、早日證得涅槃楽!