食マンゴー者帝思長老(TheroAmbakhādakaTissa)は、飢饉の時に、もう少し住みやすい場所へと、行脚した。旅の途中に疲労して体も弱り、これ以上動けない程になったので、一本のマンゴーの木の下で横になった。。。。 その時、多くの熟したマンゴーが、木から落ちて来た。しかし、与えられないで自分で手に取って食するのは(巴吉帝亜)罪となる為、長老は生命への貪愛を放棄して、飢えを我慢した。。。。。。。
一人の年老いた在家者が、昏倒している長老を見つけて、マンゴージュースを作って供養した。長老に暫く休んで貰い、その後に、住まいに戻る為に、長老を背負って歩き出した。。。。。。 長老は、彼の善心に深く感動して、観禅を修行し、一切の漏を断じ、信徒の背中に背負われながら、阿羅漢を証したのである。比丘達は、以下の高尚で、聖清な省思を常に思い起こすべし: “Dhanam caje yo pana angahetu. Angam caje jīvitam rakkhamāno, Angam dhanam jīvitañcāpi sabham, caje naro dhammamanussaranto.“ “ 肢体を保つ為に財産を捨てる事が出来る。生命を保つ為に肢体を捨てる事が出来る。法を念ずる者はこれら一切を捨てる事が出来る(財産、身体、生命)“。。。。