Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2016-07-18から1日間の記事一覧

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-139

《行蔵註疏》の中で、捨波羅蜜を修習する「大身毛豎立行」 の物語がある。 ある時、菩薩は、富裕な貴族の家に生まれた。 成長した後、有名な師について、学んだ。 学んだ後、家に戻って両親の面倒を見た。 両親が亡くなった後、親戚が、彼に遺産を守る様に、…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-138

無愛と無恨は、捨心の成就である。 事物に対して、漠然として対応しないとか、無関心であるとか の状況は、捨心を破壊するものである。 この種の態度は、捨とは言えない。 ただ人々はそれを捨だと誤解しているに過ぎず、実際、それは、 覚醒のない心である。…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-137

十、捨波羅蜜 最後に、捨波羅蜜(+についての説明をするが、 捨波羅蜜)は大悲心と方法善巧智を基礎にして、 すべての好ましく思う心と、嫌悪する心に対して、 バランスのとれた、分別(=区別又は差別)しない 態度を言う。 その特徴は、愛と恨に対して、…

「菩提資糧」の翻訳に関する中間報告

当ブログの読者様: パオ・セヤドー講述「菩提資糧」の翻訳が、原本のほぼ半分の 当たりまで来ました。No140 をもって、<大菩提乗(二)>の 翻訳が終わります。 <大菩提乗(三)>の翻訳は、二週間お休みし、8月5日より 始めます(訳者が、クムダ・セヤド…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-136

仏陀の時代、ある時、烏提那王は、沙馬瓦弟皇后に対して、 大変に憤っていた。 それで、皇后と彼女の500人の女官を一列に並ばせて、 彼自ら、毒の弓矢を持って、彼女らを射殺そうとした。 しかし、彼女たちは、静かに佇んで、国王に慈愛を散布した。 その時…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-135

仏陀の慈愛:ある時、仏陀が団長となって、サンガの人々が、 クシナラに行った時、馬羅国の王子たちが、一つの取り決め をした。 それは、もし、サンガを出迎えにいかない人がいたら、 懲罰する、というものであった。 その時、名前を羅加という馬羅の王子が…

是誰庵のひとやすみ~今日のトレトレ

今日のトレトレは、谷間のユリ。 深山幽谷に行って来た? いえいえ、我が家のお庭の端っこ、隣の雑木林の境目に、 自生のユリが3株。日陰ですからね、谷間じゃなくても、 谷間のユリ。 その内一番大きく育ったのは2mくらいあり、蕾が14個。 下から2個、蕾が…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-134

(+慈愛が)波羅蜜のレベルに到達したと言えるのは、拡散した 慈愛が、必ず相手に到達しており、かつ慈愛によるレスポンスが ある事、である。 慈愛は十波羅蜜に属するだけでなく、同時にまた、40種類の 止禅の内の一つであり、禅の修行者にジャーナと神通…

パオ・セヤドー講述「菩提資糧」(翻訳文)-133

九、慈波羅蜜 慈波羅蜜は、大悲心と方法善巧智を基礎にして、衆生の 利益と幸福、安楽のために行う貢献、または無瞋心所である。 その特徴は、衆生が豊かに、安楽にあれと願う事である。 作用は、衆生の利益と幸福のため、または瞋恚と 怨恨を解消する為に努…