Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

2018-12-02から1日間の記事一覧

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-14)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 念根 仏陀は言う: ”Satiñca khvāhaṃ、bhikkhave、 sabbatthinkṃ vadāmi. ” ”比丘たちよ。私は念は一切に適合すると言う。”(注42) 念根はつねに適切である。 ちょうど塩が、すべての菜肴に合う様に、または総理…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-13)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> (70/160) 五根 更に一歩進めて、定力を育成し、また有分に落ちるのを避ける為に、禅修行者は五根(pañcindriyā)の助けを借りて、心を策励し、それを似相の上に、固定させなければならない。 五根とは: (1…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-12)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 有分に落ちる 前に述べた様に、名法の生起は一連の心路を形成し、かつ、異なった類型の心によって構成される。 それらは目で見る事によって、目標を識知する所の心路であり、耳で聞く事によって、目標を識知する…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-11)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 前に述べた通り、定力が益々深まる時、遍作相は取相になり、かつ最終的には似相になり、その光り輝き、その明瞭さは、明けの明星の様である。 似相は、呼吸と共に同時に、鼻孔の出口、または上唇の一帯に出現する…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-10)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 三法を了知する シャーリープトラ尊者は《無礙解道》において入出息の部分を解説する時、以下の様に言う: Nimittaṃ assāsapassāsā、anārammaṇamekacittassa; ajānato ca tayo dhamme、bhāvanā nupalabbhati. ”…

『涅槃証悟の唯一の道』★パオ・セヤドー著(6-9) 重要必読

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 覚えておいて欲しい事: 入出息念を成就させる為に、強くて力のある念(sati)と正知(sampajāna)は、決して、欠かす事のできないものである! これが、仏陀がなぜ、念と正知に欠けた人間に対して、入出息念を教…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-8)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 第四節 微息 身行を平静にする 【(4)彼は学ぶ: ’私は身行を平静にして入息をする。’ 彼は学ぶ:’私は身行を平静にして出息をする。’】 ここで言う ”身行”(kāyasaṅkhāraṃ)とは、上と同じく、呼吸の行の事を…

『涅槃証悟の唯一の道』 パオ・セヤドー著(6-7)

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 第三節 全息 呼吸の全身を覚知する 【(3)彼は学ぶ: ’私は、全身を覚知しながら、入息をする’ 彼は学ぶ: ’私は、全身を覚知しながら、出息をする’】 ここで言う ’全身’ とは、頭から足までの全身の事を言うの…