Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

2019-05-04から1日間の記事一覧

翻訳『禅修指南』8-29

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《意門善速行心路過程の識別》 ジャーナ名法を識別した後、禅修行者は必ずや、更に一歩進んで、色法を所縁として取る名法を識別しなければならない。 これらの名法の中において、先に、法所縁に属する色法を所縁…

翻訳『禅修指南』8-28(125/520 )

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《清浄道論》(第18章)は、これらのジャーナ及び、ジャーナ相応法の、相、作用、現起(現象)と近因によって、それらを識別するべきである、と言う。 その後に: Pariggahetvā sabbampetam ārammaṇābhimukhaṁ na…

翻訳『禅修指南』8-27

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> ここにおいて、安般似相を所縁として取る所の、初禅 34名法を列挙する: 1、識:疏鈔の解説によると: ’Vijānanaṁ ārammaṇassa upaladdhi’ ーー「(所縁を)得る事が出来るのを、識知と言う」 故に、この識とは、…

翻訳『禅修指南』8-26

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 安般念の初禅名法の識別を例に説明する: まず、禅修行者は、安般念の初禅に、入らねばならない。 禅定から出て、その後、彼は、有分透明界及び、安般似相の二者を、識別しなければならない(この時、修行者は、…

翻訳『禅修指南』8-25

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 名法の識別を修習する時、禅修行者は、名前による概念、例えば「遍作」、「近行」、「随順」、「種姓」などを、知ることは出来ず、ただ、それらの各々の速行心の、本性を知るだけである。 凡夫と有学聖者(ソータ…

般若の独り言~ダンマを説かない

何年か前、私が緬甸のパオ森林僧院の Sayalay(尼僧)として出家した頃、ある一人の男性が、私の坊主頭を見ながら「宗教なんて人騙しだ」と言いました。 私は特に反論もせず、黙っておりました。 今、この男性は、奥様が病気で入院されて、大変なご苦労を背…

翻訳『禅修指南』8-24

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 《ジャーナ名法の識別》 禅修行者は、眼、耳、鼻、舌、身と意の六種類の心路過程の中の、すべての名法を、識別しなければならない。 この六者の中において、先に、意門心路過程を識別するのが、比較的簡単である…