wong0110's diary

中国語で書かれた仏教書(主にテーラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。+日常の心模様の独り言<是誰庵のひとやすみ>。

ブッダダーサ著「生活の中の縁起」(翻訳文)ー66

今の所、誰が最初に、縁起を、三世に貫通するものだとして

解説したのか、又は、いつごろこういう解釈が始まったのかを、

知ることは、できない。

最も早い文献では、《清浄道論》があげられるが、確定的なのは、

この本が出現する以前に、すでに、三世を貫通する縁起説は

存在していた、という事である。

もし、あなたが、この種の教えについて、詳しく知りたいと

思うならば、縁起を教える(タイの)仏学院で使っている書籍、

および《清浄道論》を開けば、三世に跨ぐ縁起の説明に出会う

事ができる。

通常、一般の人が言う縁起とは:無明と行が過去の因、

すなわち、前世の因で、識、名色、六入、触と受は今世の果。

愛、取、業有は今世の因で、最後の生有と生、老死は未来の果

である、という。

このように言えば、縁起は、三世にまたがる事になる。

再度復習すれば、12縁起の支分は、以下のように分断されたーー

前の二つを前世に、真ん中の8個を今世に、最後の一個または二個

を来世に(割り当てたのである)。

(つづく)

(台湾香光尼僧集団翻訳グループ~タイ語→中国語

原題「生活中的縁起」中国語→日本語 Pañña-adhika sayalay)