Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。

「身念処」2-19

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

2-2-3 自然な修法

1)座っている時(+の姿勢)、動作及び歩く時は、家にいる時と同じように、普段の姿勢を保持する。

2)「自然に」座る。

普段の生活においては、色々な姿勢で座り、色々な姿勢で立ち、歩く。

故に、普通に座るという事はーー座り始めた時が一つの姿勢で、暫くすると(通常は苦を治する為)、座る姿勢を整え、時間が経つと、別の姿勢に転換したくなる。その後に、立ち上がり、歩いたりする(+であろう)。

3)歩くのも苦を治する為である。

もし、修行の動機に偏差が生じた時は、「如理作意」を用いて、歩くのは、苦を治する為に過ぎない事を確認すること。

多くの修行者にとって、歩くという姿勢(+動作)は、苦を治する以外の動機に、非常に変容しやすいーー楽しみのために歩く、実相を見るために歩く、または妄襲想をコントロールする為に歩く、特殊な歩き方をする、など等。

4)横になる時も、気軽に(=注意力のない状態で)行ってはならない。

それは自然な姿勢の内の一つである。最初に横になった時は、苦を感受するまで、非常に長い時間がかかる。

長い間修行していると、身体は比較的敏感になり、横になって間もなく、不快感を感じるようになる。

もし、仰向けの姿勢から横向きになりたい時は、姿勢の転換を「如理作意」で観照する事。

5)睡眠。

もし、横になっている姿勢を観照していて、眠くなった場合ーー心が、眠るのは、苦を治する為である事を(+知る事ができるように)、注意を払う。

もし、身体が、十分に眠っても、なお眠りたいのであれば、朝食や昼食を食べすぎていないか点検する。もしそうであるならば、満腹になるまで食べないで、三口ほど残すようにする。

それでも眠たい時は、起き上がって冷たい水で顔を洗うか、外に出て新鮮な空気を吸うようにする(身体の要求より多く睡眠していると、睡眠を楽しむ貪欲が生じ、睡眠を楽しいものと見做し、ますます多く眠るうようになってしまう)。

6)夜中に目が覚めた場合は、寝姿に注意を払う。もし長時間目が覚めているようなら、寝姿の転換に注意を払う(これは苦を治する為である+と知る)。

(2-20につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著

中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>