Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』9-26

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《四つの名蘊》

(4 Nāma khandhā)

果報四名蘊(vipāka 4 nāma khandhā)の過去因は無明、愛、取、行及び業である。

果報四名蘊は、非心路過程心(また離路心とも。すなわち、心路過程の中の心には出現しない)に属する有分心、結生心と死亡心(bhavaṅga、paṭisandhi、cuti)、及び心路過程心に属する五識(たとえば、眼識)、受領、推度と彼所縁(pañcaviññāṇa、sampaṭicchana、santīraṇa、tadārammaṇa)である。

これらの名法の現在因は:

1、依処(vatthu、これらの名法は、依処色に依存しないで生起する事は出来ない。)

2、所縁(付合する所縁が、正確な根門に出現した時にのみ、これらの名法は、生起する事ができる。唯一、ある種の所縁が識知された時に初めて、識知(心識)は、生起する)。

3、触(phassa、相応の名法[たとえば、触等々]は、俱生縁、相互縁[sahajāta aññamañña]などの力が、相互に支え合う事を通して、初めて生起する事ができる。)

心路過程の中に出現する所の、善、悪及び唯作名法(kusala akusala kiriya nāma)すなわち、五門転向、確定、速行と意門転向は、過去因が原因で引き起こされる訳ではなく、現在因(たとえば、依処、所縁、触、如理作意及び不如理作意)によって引き起こされる、名法である。

故に、それらには、過去因はない。

それらには、現在因しか存在しない、たとえば、依処、所縁と触である。

もし、これらの事が理解できれば、禅修行者は、次に言及される所の識別法も、理解できるはずである。

(9-27につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語→日本語翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>y