Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 コメント欄はどなたも利用OKですが、リトリートに入っている時は回答致しません。

般若の独り言~武道と仏道

今、内田樹さんの著書を読んでいます。

以前も読んだことがありますが、再確認の意味で・・・。

彼はフランス思想・哲学研究の専門家で、武道家でもあります。

武道は合気道師範、大学(神戸女学院大学)を引退した後は、武道家に転身されました。

そして、彼は、仏道にも興味がある様です。

武道と仏道は相性がよい・・・中国の嵩山少林寺の武闘僧を見ても分かりますね。

武道にも仏道にも共通して必要なもの、それはサティ(正念)です。

常に、今ここにおいて、自分はどの様な状態であるか、ということを明白に知っておかねば、武道では敵にやられてしまいますし、仏道では己にやられてしまいます。

そしてサティは、潜在意識にも繋がっていますから、武道なら、身体が無意識に動かせるまで訓練しておかねば敵を倒せない、仏道なら、有分心に気がつかなければ、本来の自己に出会う事ができない(無我であるから、本来の自己はない、という正論、言葉のアヤは、ひとまず横において)。

内田先生は、神戸で寺子屋を開いているそうで、彼の

武道+仏道+フランス哲学の三位一体論を、一度、じかに聞いてみたいものだと思っています。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>