Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

般若の独り言~因縁具足

先日、台湾法雨道場の老サヤレー(=尼僧)が、我が精舎におみえになった事は、すでにブログに書きました。

彼女と出会ったのは 20年前、緬甸のパオ森林僧院本山で、でしたが、彼女は出家して、35年経つそうです(先に大乗で出家し、後にパオで出家)。

私「サヤレー、修行はどのあたりまで・・・?」

サヤレー「四禅八定、縁起、色法、名法その他」

私「えぇぇ、ずいぶん、す、すんでいるのですねぇ

(聞かなければよかった~笑)」

私は20年前に、緬甸より帰国してからは、あまり修行ができませんでした。

禅病にかかり、座禅・瞑想すると頭が締め付けられる様に痛くなるのと・・・正確には眼球や頬が痛くなるのですが・・・それを治してくれる良き師も、日本にはいませんでしたし、息子たちの結婚など、色々多事多忙で、修行が休み休みになっていたのです。

彼女は、息子さんが一人いますが、同じくパオで出家していて(夫もパオの出家僧侶)、家庭の憂いは一切ない様で、とんとん拍子に修行してこられたのでしょう(台湾大乗の、お経を念唱するだけの修行に疑問を感じ、パオに移ったそうです。)

経本でしか読んだことのない《四禅八定》ができる女性が目の前に・・・なかなかのものですね(非想非非想処が出来るなんて、本当に頼もしく、心強いです)。私も、20年の空白を埋めるべく、来年から、専修の生活に入ります。

老サヤレー曰く

「因縁具足、貴女の修行はこれからが本番、きっとうまく行きますよ」

35冊近い仏教書の翻訳を果たした今、<因縁具足>の励ましの言葉が、実感を帯びて胸に響きました。

<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>