南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

☆「掌中の葉」(翻訳文)3-12

    <Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

◆結論

(一)良師の重要性とは、以下(+の要素)を含む:

1、良師について学ぶ時にのみ、あなたは己自身の、限界のある思想の枠組みから、抜け出すことができる。

2、実際に修行を開始した時、多くの複雑な問題に遭遇する。我々が、これらの問題を解決するにおいて、良師の支援が必要である。

3、(+問題の解決方法を)無駄に研究する時間を節約できる。

4、良師は、法の化身である;良師について学ぶことは、最も効率的な学習方式である。

5、尊敬と信心(=信頼)は、学習する時の足掛かり、スプリングボードである。

6、もし、あなたが良師に密着して行持するならば、証悟をえられるだけでなく、あなたは、彼と似た、善くて巧みな風格を打ち立てることができ、未来において、他人を支援できる人間になれる。

(3-13につづく)

    <Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ

★誤字脱字を発見された方は、<菩提樹文庫>まで。

ご協力、よろしくお願いいたします。

<「掌中の葉」(シッダッタ学院)中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>