翻訳『禅修指南』(3-15)
<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
もし、禅相が息の接触点において出現し、かつ安定しているならば、その時、当該の禅相は息の様でもあり、息が禅相でもある様な状況を呈する様になり、また心は、非常に自然に、それと強く結ばれるが、その様な時であれば、(+禅修行者は)息を忘れて、禅相にのみ、専注することができる。
この様な方法でもって、注意力を息から禅相に移すならば、あなたは修習において進歩するであろう。
(3-16につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
中国語→日本語 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay