<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
禅定の修法は、善法であるが、しかし尚、生死輪廻の中にある。
この種の修法は、仏陀の以前からすでに存在していた。
Vipassana の修法もまた善法であるが、しかし、その修法は、生死輪廻から出ることが出来、また、仏陀が発見した修法である。
禅定によって成就される感受は、一種の常、楽、我の感受であり(無明はなお存在する)、観智(第四から第12階智)の覚受の体験・証悟は、無常・苦・無我の覚受を了知するものである。
(1-70につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<原題「身念処」Vipassana Bhavana 第二版 アチャン・ネン著
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>