「テーラワーダ在家居士帰依戒律ハンドブック」 翻訳始めます
11月2日の<マハーカルナー法友会>解散事件から21日、今日で、3週間たちました。
日本全体を揺るがす大事件とは言えませんが、テーラワーダを学ぶ方々には、大変に大きな衝撃でした。
私もパオ僧院出身の sayalay として、マハーカルナー禅師への質問状を書きあげて、一年前からの疑念が、今回の事件を切っ掛けに、解明されるかもしれないと、密やかに期待しています。
私の手元に「南伝仏教在家居士須知」(中国語版)という本があります。
台湾のテーラワーダの比丘の方が、在家の方々がテーラワーダの戒律を知らないまま、僧侶に失礼な事をしたり、また逆に、僧侶の言うままになってはいけないという思いから、編纂されたものです。
パオ・セヤドーの「顕正法蔵」の翻訳を終えてから「南伝仏教在家居士須知」を翻訳する予定でしたが、今回の事件を受けて、「顕正法蔵」は少し待って頂き、先に「南伝仏教在家居士須知」を翻訳する事にしました。パオ・セヤドーのファンの方、暫くご辛抱下さい。
なお、「南伝仏教在家居士須知」は改題して「テーラワーダ在家居士帰依戒律ハンドブック」とさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
(「身念処」の翻訳はこれまで通り、並行して進めます)