<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
二、親依止縁
一個の心が生起して、滅した後、もう一つ別の心が、それに密着するようにして生起するようにするのが無間縁である;
後心の生起は、前心の滅に依存している為、これを無間親依止縁と言う。
故に、無間縁または無間縁もまた、親依止縁内に含めることができる。
数数修習縁は、何度も重複することによって、後ろの心が更に力を得るようになるものを言う。
無有縁と離去縁は、前心が滅した後初めて、後ろの心が生起することができるのを言う。
後心の生起は、前心の滅に依止している為、親依止縁に帰納することができる。
三、業縁
業縁の帰納は、比較的単純である。業縁には二種類ある:異刹那業縁と、俱生業縁であ。異刹那業縁は業縁に帰納することができ、それが非常に強い時は、親依止縁に帰納することができる。俱生業縁は、有縁に帰納する。
四、有縁
多くの縁は、みな、有縁に帰納することができる。それは:
俱生縁、依止縁、食縁、根縁、ジャーナ縁、道縁、相応縁などである。
(23-3につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、
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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出
翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay(2018年5月25日クムダ・セヤドーより
正式に初心者瞑想指導の許可を得る)>