南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★飛び入り翻訳~『24縁発趣論』23-2

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

二、親依止縁

一個の心が生起して、滅した後、もう一つ別の心が、それに密着するようにして生起するようにするのが無間縁である;

後心の生起は、前心の滅に依存している為、これを無間親依止縁と言う。

故に、無間縁または無間縁もまた、親依止縁内に含めることができる。

数数修習縁は、何度も重複することによって、後ろの心が更に力を得るようになるものを言う。

無有縁と離去縁は、前心が滅した後初めて、後ろの心が生起することができるのを言う。

後心の生起は、前心の滅に依止している為、親依止縁に帰納することができる。

三、業縁

業縁の帰納は、比較的単純である。業縁には二種類ある:異刹那業縁と、俱生業縁であ。異刹那業縁は業縁に帰納することができ、それが非常に強い時は、親依止縁に帰納することができる。俱生業縁は、有縁に帰納する。

四、有縁

多くの縁は、みな、有縁に帰納することができる。それは:

俱生縁、依止縁、食縁、根縁、ジャーナ縁、道縁、相応縁などである。

(23-3につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

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<『24縁発趣論』スシラ・サヤレー著 中国語版→日本語訳出

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay(2018年5月25日クムダ・セヤドーより

正式に初心者瞑想指導の許可を得る)