先日、日本を震撼させた邪教宗教団体の、指導者及び追随者の、死刑執行がありました。
私が不思議に思うのは、日本の既存の伝統的仏教界は、この集団、この事件に対して、何も語らず、沈黙を守っている事(私は新聞を取っていないので、新聞に載ったかもしれませんが、少なくとも、IT 上で、仏教界の共通認識としての、何らかの表明文は読んだことがない)。
仏教とは何か?
四聖諦であり、八正道であり、戒と律(出家と在家双方共)であり、無常・苦・無我(=空)であり、阿羅漢・菩薩の道であり、止・観瞑想であり、37菩提分であり、六波羅蜜・10波羅蜜、慈悲と方便(方便は恣意的であってはならない)では、ないでしょうか?
これらを踏まえて成立しているはずの日本の大乗仏教界、僧侶方は、事ここに及んで、なぜ邪教を批判しないで、沈黙しているのでしょうか?
不思議でならない。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>