<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>
《中部・大六処経》(Mahāsalāyatanika Sutta)において、仏陀は、同様なる四つの項目に関しての、その完成されなければならない任務について、詳細に解説している。
”
1)比丘たちよ。
どのような法が、証智によって遍知(abhiññā pariññeyyā)されなければならいのか?
五取蘊(pañcupādānakkhandha)である。
それはすなわち:色取蘊、受取蘊、想取蘊、行取蘊と識取蘊である。
これらの法は、証智によって遍知されなければならない。
2)比丘たちよ。
どのような法が、証智によって断じ除かれなければならいのか(abhiññā pahātabbā)?
無明と有愛(avijjā ca bhavataṇhā ca)である。
これらの法は、証智によって断じ除かれねばならない(ime dhammā abhiññā pahātabbā)。
3)比丘たちよ。
どのような法が、証智によって修習されなければならないのか(abhiññā bhāvetabbā)?
止と観(samatho ca vipassanā ca)である。
これらの法は、証智によって修習されなければならない(ime dhammā abhiññā bhāvetabbā)。
4)比丘たちよ。
どのような法が、証智によって証悟されなければならないのか(abhiññā sacchikātabbā)?
明と解脱(vijjā ca vimutti ca)である。
これらの法は、証智によって証悟されなければならない(ime dhammā abhiññā sacchikātabbā)。”
(3-4につづく)
<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>
(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。
<パオ・セヤドー著『涅槃証悟の唯一の道』 (原題「証悟涅槃的唯一之道」)
中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayala>>