本日、本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)の著書
『禅修指南』を翻訳していました所、第二章のトップ(No3-1)に、四界分別観に関する説明がありました。
これより先、当該書籍において、四界分別観の修行方法の説明が続くかと思われますが、読者の皆様は、四界分別観に関して、正師、指導者につかずに、本を読んで自己流に修行するのは、禁物です。
四界分別観の修習は、最初、身体の 13種類の特徴を見ていく、それができた後に、地、水、火、風界を見ていくのですが、指導者と毎日面談して、進捗の程度、内容を報告し、指導者から次の修習内容、目標の指示を、受けなければなりません。
四界分別観の修習に関して、正師につき、かつ毎日、正師からのアドバイスを聞いても、間違って理解して、禅病になる人がいます。
自己流で修習して、成功するのは難しいと思います。
事故、禅病は、自己責任でお願い致します。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>