上記の事柄を成功させるには、あなたは、息を平静にするのだという決意をし、その後に、息の冒頭から最後までを継続して、覚知し続ける必要がある。
これより他の、どの様なものであっても、他の方法を用いてはならない、そうする事によって、定力が退失するが故に。
《清浄之道》では、四種類の、息を平静にする事のできる要素を説明している:
1)思惟(ābhoga)
2)専念(sammannāhāra)
3)作意(manasikāra)
4)省察(paccavekkhaṇa)。
書中では、それを比喩で説明している:
「例えば、有る人が山の頂から駆け下りて来たとして、または重い荷物を頭から降ろして、そこに立っているとして、その時の入出息は粗く、鼻から[呼吸]できないくらいで、口で入出息をして、立っていなければならない。
彼が疲労を癒し、お風呂に入り、水を飲んで、濡れたタオルの胸に巻いて、涼しい場所に横になる時、彼の入出息は微細に変化するか、または、息があるのか無いのか、分からないくらいになる。
《清浄之道》では、以下の様に言う、同様に、比庫の入出息は、その始まりは粗いものであっても、徐々に微細になり、最後にはあるか無いか、判別できない程になる。
<翻訳文責:緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>
ある、。