Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

般若の独り言~今日のトレトレ

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早朝に集めたバラ、レースフラワー等。右はベゴニア、左は、母の日の贈り物のガジュマル(ベトナムの息子一家から)

そろそろ、蚊が、出始めました。

顔や手に、虫よけローションを塗ってみるけれど、効果はよく分かりません。

早朝、なるべく早く庭に出て、雑草を取ったり、野菜を収穫して、なるべく早く、切り上げる様にしています。

本日は、野菜は、ピーマン、トマト、アスパラガスが採れました。

お花は、バラ(蔓バラのピンク・サハラ、レッド・パーマネント、白バラ)と、レースフラワー、マリーゴールドを集めて、仏壇に供えました。

私は、仏壇というほどのモノを持っていないです。

ただ、40年前に、タイの森林寺院で頂いた、緬甸製の大理石の仏像と、近年、台湾の禅林で頂いた、石膏(?)製の仏像の2尊と、タイの友人から贈られた、1cmくらいの極小仏像1尊を、リンゴ箱に飾ってあるだけです。

チェンマイの古物商で購入した、薄い金属板に、仏像のレリーフを浮かび上がらせた飾り物を持っていますが、これは財布の中にいれてあります。

私が尼僧であると知ると、日本の皆様は、決まって

「僧侶は、お経をあげるのが仕事」

「お経をあげるのが、お勤め」

「読経、しっかりやっていますか?」

言われますが、私にとっては、原始仏教系の仏教書を翻訳する事と、座禅・瞑想が仕事で、お経は、それを読むことより、内容をよく理解して(自分のレベルに合わせて)、日々、実践する事の方が大事であると思っています(法華経巻は、持っているだけで幸せになる、と聞いたことがありますが、私には、<???>です)。

人生において、ほかの何ものより、仏教書の翻訳が一番楽しいと思うのは、私の業なのでしょう。

善業なので、臨終の時の精神的支えになるか、と期待しています・・・一つは、これまで翻訳した所の、仏陀の教え、アビダンマの内容を思い出して、死を恐れないで、死の最中にも修行ができる(かもしれない)事と、翻訳している時の幸福な気持ちを思い出して、臨終の苦痛を和らげることができる、かと。

写真は、真中の花瓶が、本日のトレトレのお花たち。

右は、倍ほどに成長した這性ベゴニア(葉の深い緑色と、真紅の花が似合っていて、とてもよい)、左は、ハノイにいる長男一家からの贈り物ガジュマル。

<緬甸パオ森林寺院/ヤンゴン分院所属/Pañña-adhika Sayalay般若精舎>