Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

翻訳(中→日)《実用アビダンマ》(3-128)(私家版)

無所有処無色禅から非想非非想処禅に入る為には、無所有処禅心を目標に取る。というのも、「有」は良くないのであって、「有」があれば、痛苦が存在する。

「無い」がもっとも良く、故に、無所有処の心を観ずるのを至上とし、この心をば、至上、至上・・・(と観ずれば)非想非非想処無色禅を証得する事ができる。

なぜ、非想非非想と呼ぶのであるか?

(3-129につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>