Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(7-18)(私家版)

僧人は、財や富は少なくても、全くもって、貧困とは言えない。というのも、優秀な品質(=優秀な仁徳)によって、(心が)豊かに満たされているが故に。

バーラナシー王勝敵(Arindama)は、感官の欲楽に脳天を直撃された時、一人のパーチェカ仏が、宮廷の園林の木の下に座っていて、剃髪し、体には百衲衣を着、父無く、母無く、世間の欲楽に見向きもしないのを見て、王は彼を、貧乏神だ、と罵った。

その後、パーチェカ仏は、以下の様な偈頌を述べた:

(7-19につづく)

<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>