四資具を使用するに当たり、それには、以下の様な、四種類の形式がある:
盗受用(theyyaparibhoga)、
借受用(inaparibhoga)、
嗣受用(dayajjaparibhoga)、
主受用(sāmiparibhoga)(注1)。
仏陀は、教法の中にある比丘とサーマネラが、四資具を受け取る事を許可した。
もし、仏陀が許可しなかったならば、今日、四資具というものは、存在しない。
この、四資具(の制定)は、仏陀に属する。
(注1)《解脱道論》では、盗受用、負債受用、家財受用、主受用とする。
(15-4につづく)
<願以此法布施功徳、早日証得涅槃楽>