今朝、えびす丸の散歩の途中、里道に
<ほたる袋>
が咲いていましたので、一茎摘んできました。
一茎で、12輪も花がついています(未開花の極小蕾も含む)。
野の花を、つい摘んで、精舎に持って帰ってしまうのは、やはり《所有欲》のせいですね。
高度成長期に青春時代を過ごした団塊の世代、頑張って(無理して)働けば、働いただけ収入が増えまして、それで物を買う、それで生活が充実する、それが幸福・・・と勘違いしてしまった向きがあります。
野の花を摘んで帰って、感動するのは一瞬で、あとは少し後味の悪い、申し訳ない様な気持ちになります。
といいますのも、野の花を摘んで帰って花瓶に挿すと、ほほ100%、急速に、元気がなくなるのです。
やはり野に置け・・・本当にその通りです。
(飾っている<ほたる袋>に蛍がやって来て、中で一休み・・・それなら嬉しい限りですが)。
(<ほたる袋>写真は後ほど)
追記:幼少の頃、親にねだっても買ってもらえなかった品物を、自分で働いたお金で購入する・・・
これは大人としての、自立への一歩でありますから、働いて好きな物を購入する喜びの感情は、全否定するべきではないとは、思います。
<緬甸パオ森林僧院/ヤンゴン分院所属/
Paññādhika Sayalay 般若精舎>