1.色界安止心路過程 禅修行者が安般念を観ずる時、禅相が出現する。それは先に灰色で、白色に変化する。更に白色から透明になり、ダイヤモンドの様に輝く。これを似相と呼ぶ。。。。。 次に、禅修行者の心は、似相に専注する。1時間、2時間………彼は、徐々にジャーナに入る。ひとたびジャーナに入ると、心は色界安止心路を生起せしめる。。。。。。。 その過程は以下の通り: 有分波動、有分断、意門転向、 遍作、近行、随順、種姓、ジャーナ。。。 生まれて初めて第一回目のジャーナを証する時、このジャーナは、ただ一個の心識刹那を生ずるのみである。それが滅し去ると、心は有分に落ち込むが、修行者は自分ではそれが分からない。というのも、心の動きは非常に速いが故に。