次に、一系列の、初禅意門心路(manodvāra‐vīthi)を構成している所の、六種類の、心の中のすべての名法を識別する。その六種類とは以下の通りである:<注276>
1)意門転向心(manodvārāvajjana):12個の名法。
2)予備心(parikamma):34個の名法。
3)近行心(uoacāra);34個の名法。
4)随順心(anuloma):34個の名法。
5)種姓心(gotrabhu):34個の名法。
6)一系列の、相続して不断なるジャーナ速行心
(jhānajavanacitta):先ほど識別した所の、34個の名法。
これらの、すべての名法を識別するには、あなたは、再度、初禅を復習する、例えば入出息念処禅等。出定の後、再度、有分と似相を一緒に識別する。
似相が有分に出現する時、生起したばかりの、ジャーナ意門心路を識別し、かつ、初禅意門心路の中の、一つひとつの種類の異なる心、及びそれらの、12または34個の名法を識別する。