南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(52ー6)(私家版)

アーナンダ尊者の例で言えば、アーナンダ尊者の寿命は160歳であった(一説によると120歳)。彼は王子として生まれたので、令生業は善である(人間として生まれる事はすでに令生業は善である)が、それに加えて、彼の強くて力のある支助業によって、彼は100歳を越す長寿であった。。。。                    仏陀の時代、シワリと言う尊者がいて、供養第一であった。彼はどこへ出向いても豊富な供養を受け、食べ物に困る事はなかった。。。。。。。                  ある時、仏陀が某所へ出かける前に、天眼で観察してみると、その道は非常な悪路で、托鉢するのは困難が予測された。。。           故に、仏陀はシワリ尊者を連れて行った。シワリ尊者の支助業のおかげで、仏陀の衣食が豊富になったのである。