南伝仏教のDhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。尚、修行については必ず経験豊富な正師について下さるようお願いします。

★『教海覚舟』<教えの海悟りの舟>(26-10)(私家版)

”Jānumandalato hetthā caturangulamattam otāretvā anolambetvā parimandalameva  pārupitabbam.              ”私が上衣を着用する時は、下の端の縁は整えておかねばならない。下側は、膝下四本分の指の幅を覆う事。”          上記の方法で、上衣を着用する。(立った時)上衣は下衣より、四本の指の幅の分だけ出なければならない。。。。               ”Parimandala pārupana” は、上衣を着用した時、衣のニつの角と縁辺は整えておく事を意味する。もし、上衣を着用して、真ん中が低く、両角が高い場合は、間違っているのである。。。。          もし、先に律に基づいて着用したが、後に衣の角が垂れてきて、姿が整わない場合は、不犯(悪作)である。しかし、ひとたびそれを察知したならば、新たに袈裟を整えなければならない。。。