Sayalay's Dhamma book

中国語で書かれた仏教書(主にテラワーダ、南伝仏教系)を日本語に翻訳して公開。たまには<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。                    2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得る。 2018年8月10日の翻訳をもって翻訳ワークは終了しました。                     コメント欄は利用OKですが、リトリートに入っている時は回答しません。。

『阿羅漢向・阿羅漢果』2-9

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu> 

<地獄の火より熱いものはない>

通常、五種類の最も重い罪があって、それは五つの地獄の火と相応する、と言われる。

その五種類の罪とは:

母親殺し、父親殺し、阿羅漢殺し、仏身から血を流させる事、サンガの和合を破る事、である。

この五種類の悪業が、心の中において存在する事を知っていれば、証悟のその一刻において、それらは非常に明確に顕現して来て、天堂(=天国、天界)がどこにあるのか、地獄がどこにあるのか、などと質問する必要は、なくなるのである。

仏陀は妄語・虚言しない。

彼は、これらの事柄を、明確に知っている。

彼は、己自身が見たように、これらを描写することができる。

ああーー!

この至高で無上なる法は、それほどまでに殊勝であり、不可思議であり、信じがたいものであるが、それは絶対的に、中心の一切を含んでいて、証拠・根拠がこれほどまでに明らかである時、一体どのような質問をすればよい、というのであろうか?

この決定的、徹底的な真の相と心は、調和して一に合致するが為に、もはや質問などしなくてもよくなるのである。

(2-10につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は、

<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。

<『阿羅漢向・阿羅漢果』中国語版→日本語訳出 

翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>