Sayalay's Dhamma book

テーラワーダ系仏教書の翻訳は2019年夏を持ちまして終了致しました。これまでに翻訳しました内、23冊は<菩提樹文庫>にてPDF版を読むことが出来ます。今後、翻訳文を掲載する予定はありませんが、偶には<般若の独り言>にて日常の心模様を独白します。学問的な議論ではなく、ただの雑談、独り言です、お楽しみ頂ければ幸いです。2018年5月25日クムダ・セヤドーより初心者瞑想指導の許可を得ました。 初心者の疑問にはコメント欄にて対応します。

翻訳『禅修指南』7‐18

<Idaṃ me puññaṃ nibānassa paccayo hotu>

《八種類の心生色聚》

1、心生純八法聚(cittaja cuddhaṭṭhaka kalāpa)は、すべての六処門及び、多くの 42身体部分の中に、存在している。

それらは真実色法であり、観禅の目標となる。

2、身表九法聚(kāyaviññatti navaka kalāpa)。

有分透明界を照見した後、一本の指を屈伸させると、あなたは、多くの心生色聚が生じるのを見ることができる。

それらは、八不離色と身表を具備しており、合計で九種類の色法がある。

3、色軽快性11法聚(lahutā ekadasaka kalāpa):

11種類の色法がある。

すなわち、八不離色に色軽快性(lahutā)、色柔軟性(mudutā)と色適合性(kammaññatā)である。

4、身表色軽快性12法聚(kāyaviññatti lahutā dvidasaka kalāpa):

12種類の色法がある。

すなわち、八不離色に身表、色軽快性、色柔軟性と色適合性を加えたものである。

注意:日常生活及び威儀路明覚において、身表色に属する所の、身表九法聚及び身表 12 法聚という、この二種類の色聚は、よく出現するが故に、重要である。

もし、日常生活及び威儀路明覚において、禅修行者は、こられの色法を(+瞑想の対象にして)修行できないのであれば、智慧において、これら究極色法を、明晰に分別する事は、不可能である。

5、語表十法聚(vacāviññatti dasaka kalāpa):

十種類の色法がある。

すなわち、八不離色に、語表と音声を加えたものである。

声を出して「a、b、c」と言い、その後に有分透明界を見て、その後に再度「a、b、c」と声を出してみる。

そして、あれら心生色聚が喉、声帯、その他の音の出る場所に、散布されるのを見る。

そして、語表の動作と、声の生じる場所において、心生色聚の中の地界がどの様にして、業生色聚の中の地界と、相互に摩擦し合って、声(=音)が出るのかを、観察する。

6、語表声(=音)色軽快性十三法聚(vacivññatti dasaka lahutā terasaka kalāpa):

13種類の色法がある。

すなわち、八不離色に語表、声(=音)色軽快性、色柔軟性と色適合性を加えたものである。

注意:この第五番目と六番目の二種類の色法は、日常生活及び威儀路明覚において、修行しなければならない主要な色法である。

7、入出息心生声(=音)九法聚(assāsa passāsa cittaja sadda navaka kalāpa):

九種類の色法がある。

すなわち、八不離色に声(=音)を加えたものである。これらは真実色法であり、観禅の目標として適合する。

8、入出息心生声(=音)色軽快性12法聚(assāsa passāsa cittaja sadda lahutā dvidasaka kalāpa):

12種類の色法がある。

すなわち、八不離色に声(=音)、色軽快性、色柔軟性と色適業性を、加えたものである。

真実と非真実の二種類の色法を含む色聚は、名色を分別する時に、識別する様にする。

しかし、(+それ)以降の(+修行における)観禅の目標とする事は出来ない。それらを、無常・苦・無我として、観ずる事は出来ないのである。

(7‐19につづく)

<Mama puññabhāgaṃ sabbasattānaṃ bhājemi>

(+ )(= )訳者。句読点等原文ママ。★誤字脱字を発見された方は<菩提樹文庫>までお知らせ下さい。http://bodaijyubunko.sakura.ne.jp/index.html

<本雅難陀尊者(Ven. U Puññānanda)著 『禅修指南』Meditation Guide 第二版  中国語版→日本語訳出 翻訳文責 Pañña-adhika Sayalay>