2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
■色界善心 もし禅修者が、安般念の修行をする時に、初禅に入る事が出来たならば、その時、34個の名法がある事になる。34個の名法の全ては、1個の目標に向かう。心の特徴は目標を識知する事であり、相応する心所もまた、心が目標を識知するのを助けるので…
合計35個の名法。「喜」と「智慧」は取り除く。というのも、「智不相応」であるが故に、「智慧」は取り除くのである。中捨の心でダンマトークを聞きに来ているため、喜はない。この種の状況は、布施の場合にも応用できる。あなたが布施するときの心を研究…
また別の例として、あなたは中捨の心でダンマトークを聞きに来たのではあるが、ダンマトークを聞くことが、善業であることを知らない。しかしながら、自発的に来たということは、「捨具智不相応無行一心」ということになる。
もしあなたが中捨の心で、自発的にダンマトークを聞きに来て、かつそれが善業であると知るならば、「捨具智相応無行一心」が生起する。「捨具」であるため、「喜」を取り除くため、残りは33個の相応名法となる。
えびす丸(トイプードル。保護犬。雄、3歳半)、我が精舎に来て一年半になりました。遊び盛りの元気一杯、毎日のルーチンもほぼ決まってきました。 朝、一緒に起きます。 えびす丸が<おはよう!>とばかりに、私の顔をペロペロ舐めます。それが済んだら居間…
及び最後の一個「無痴」、即ち慧根である;合計34個の相応名法。無痴は、この時、因果を知るという役割を演ずる。即ち、ダンマトークを聞くことは、善業であることを、知る、のである。
私が、パオ・セヤドーの著書『智慧之光』(中国語版。邦訳『智慧の光』)に出逢ったのは、25年前、50歳の時でした。。。 著書の冒頭を何行か読んだだけで、 「これは私が探し求めていたダンマであり、修行方法だ!」 とすぐに察して、とても興奮したのを覚え…
6個の雑心所「尋、伺、勝解、精進、喜、欲」;19個の遍一切美心「信、念、慚、愧、無貪、無瞋、中捨性、身軽安、心軽安、身軽快性、心軽快性、身柔軟性、心柔軟性、身適業性、心適業性、身練達性、心練達性、身正直性、心正直性」: 訳者注:上記の「身」…
❖心と心所の作用の実例❖ ここに幾つかの実例を上げる。心と心所の作用への理解を深めて頂きたい。。。 ■欲界善心 あなた方は今、私のダンマトークを、喜んで聞いている。ダンマへ敬意を払い、ダンマトークを聞くことは、一種の善業である。もし、自発的にこ…
■出世間果心 初禅から5禅までの、出世間果心において生起する所の心所は、出世間道心と同じものである。
禅の修行者は、第5禅まで等達したなら、その後に、出定して、第5禅に相応する心所、心流、心路過程を観察し、その後に、ソータパナを証する。尋、伺、喜を捨棄しているものの、捨具であるため、彼の第5禅のソータパナ道心は、33個の心所となる。。。 初…
子供の頃に好きだったのが、<刹那生・滅>という言葉。。。 好き、というより、その言葉の不思議な響きと、【一体全体、何を言っているのかな?大人になったら分かるかな?】 という、好奇心全開、怖いもの見たさ満開、といった所でしょうか?(色法即ち物…