Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-10-22から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー11)(私家版)

低劣な三因善業及び殊勝な二因善業は、二因を伴う結生を齎す事ができ、それは生命の期間中において、12種の果報心を生じる事ができる。ただし、三因を擁する果報心は除く。。。。。。。。 「業と果」の表(訳者注=当該ブログでは割愛)の中から、はっきり…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー10)(私家版)

生命の期間の中において、殊勝なる三因は、16個の路心を生じる:それは:8個の無因善果報心、8個の大果報心である。8個の大果報心は、この一刻には彼所縁となり、結生識の作用を果たす事はない。心識は異なる作用を演じ分ける事ができるが、ある時には…

『教えの海悟りの舟』翻訳再開について

<実用アビダンマ>の翻訳、残す所、 1/3になりました。。。。 後半は複雑な表が多く、これは制作せす、飛ばしますから、実質、1/4程になります(複雑な表は、当該の ハテナブログ では制作できません。将来的に PDF版 を作成することがありましたら、…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー9)(私家版)(225/360)

殊勝なる三因善業は、三因を伴う結生を齎す。そして、生命の期間中において、16種の果報心を生ずる。。。。 表を参照して説明する(訳者注=当該のブログでは、表は作成出来ない)。。。 「業と果の総覧表」の左側は「業」で、善業と悪業があることがわか…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー8)(私家版)

<表L>業と果の総覧表 (将来、PDF版作成時に插入予定=当該のハテナブログの機能では、表の作成が困難な為=以下同様。)

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー7)(私家版)

「万物唯心造」心が世界を導いている、即ち三界を。。。 三界とは欲界、色界と無色界である。三界に衆生が生まれる事は、(その本人の)心の反映(の結果)である。。。 欲楽を目指すなら欲界に生まれ、禅定ある者は色界に生まれる。。。 外の世界は己の内部…

万物唯心造

万物唯心造=すべてのものは、あなたの心が造りだしたもの。。。 これ、昔から言われていますが、何を言っているのか、なかなか理解し難い(少なくとも私は、長い間、よく分からないでいました)。。。。。 これまで20年間、南伝仏教系の仏教書の翻訳を続…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー6)(私家版)

4.無色界善業の果報 無色禅善業を育成した後、彼らは(己が得た所のジャーナ)と同等のレベルの無色界天に生まれ変わる。例えば、既に空無辺処禅を証した人は、臨終の時に、懈怠またはその他の理由で当該の禅を失う事がないのであれば、その人は空無辺処禅…