翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー11)(私家版)
低劣な三因善業及び殊勝な二因善業は、二因を伴う結生を齎す事ができ、それは生命の期間中において、12種の果報心を生じる事ができる。ただし、三因を擁する果報心は除く。。。。。。。。 「業と果」の表(訳者注=当該ブログでは割愛)の中から、はっきりと見て取れるのは、低劣な善因を造り出した原因は、その人の布施への不純な動機である。。 布施した後に後悔したり、布施の品物が、不純な方法で手に入れたものであった、など等である。。。。 低劣な三因善業は、4個の二因大果報心を生じ、それは結生心となる。故に、三因善業は、必ずしも三因果報を生じるとは限らない(事が分かる)。。。 もしも、低劣な三因善業である時、二因果報が生じる。もしも、殊勝なる三因善業であるならば、三因果報が生じる。