翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(59ー12)(私家版)
もし、ある人の結生心が殊勝なるニ因である時、その生命期間中において、彼はジャーナを証する事はできないし、道果を証する機会もない。。。。。。。 この事から以下の事柄が分かる: 業を造る時(=なす時)、動機は非常に重要である。生命の期間中において生じる12種の果報心は:8個の無因善果報心及び彼所縁となる4個の大果報心である。。。。 彼所縁となる4個の大果報心及び生命期間中の路心、例えば眼識、耳識……等は、業を造る心ではないため、とりたてて覚える必要はない。重要なのは結生心である。