結生識が生起し、かつ滅した後、心の過程に基づき、次に16個の有分心が生起する。。。 16個の有分心も又、赤い色を所縁とする。と言うのも、結生識と有分識は、同一の果報心であるが故に。。。 結生識が生起するその刹那、令生業も又同時に30種の色法(性根10法聚、身10法聚、心10法聚)を生じる。結生識(が生起する)その一瞬、令生業も又果報心識、結生識、有分識、果報心と業生色(即ち、30種の色法)を生じる。。。 生命の期間中、徐々に5根が生起し、相応する5根識、例えば眼識、耳識、鼻識……など等もまた、その後に引き続いて生起する。。。 故に、生命の期間中、令生業も又、その他の果報心と業生色を生じせしめるのである。