Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

2023-12-04から1日間の記事一覧

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー17/18)(私家版)

6.7覚支 (1)念覚支。(2)択法覚支。(3)精進覚支。(4)喜覚支。(5)軽安覚支。(6)定覚支。(7)捨覚支。 7覚支の中において、択法覚支は慧心所、即ち、名色法を如実に知見する所の観智である。軽安は心と心所、二者の軽安を言う。捨覚知…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー15/16)(私家版)

4.5根 根は、その範囲内において作用を執行支配する所の心所である。5根は:(1)信根。(2)精進根。(3)念根。(4)定根。(5)慧根。5根は、それぞれの目的ーー勝解(信根)、尽力(精進根)、覚醒(念根)、不散乱(定根)及び照見(慧根)の…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー14)(私家版)

法随法行の意味は、法の本質は、無常、苦、無我、空てあることを観ずる事。。 5蘊を無常と見做し、5蘊を矢の様だ、棘の様だ、病の様だ、空だ、無我……などなどと見做す。その様に見做す事によって厭離が生じる。。。 厭離は、修行上、非常に重要である。厭…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー12/13)(私家版)

後に、己自身が掌握できる「我(私)」を取り戻し、アメリカの文化に適応する為に、彼は堕落し始めた…タバコ、飲酒、異性……等など、非常に多くの悪業をなした。20年後、彼は一人の出家者に出会い、彼から己の修行がただしいものであったと印証され、その時…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー11)(私家版)

(4)観成就(観神足):観を成就の法とするもの。観は智慧である。智慧は、輪廻の苦痛、地獄の苦痛を知ることができる。もし、智慧を有して、苦痛を了知するならぴ、修行に精進したいと言う心が生まれる。我々一般人は、智慧がない為、輪廻や地獄の苦痛を…

翻訳(中→日)<実用アビダンマ>(84ー10)(私家版)

(3)心成就(心神足):成就するに当たり心の重要性を言うもの。人が仏法に出合った後、非常に熱心になり、仏法と共にいることを楽しく思う事。ちょうど、科学者が、実験室に入って実験する時、寝食を忘れて、全身全霊で研究に打ち込む事がある。同じく、…

禅病が治りましたー任脈形成

過去に投稿しましたブログ 《禅病が治りました》が、 今も、時々読まれている様です。。 最近の状況を報告いたします。。。 禅病は、基本的には治りまして、3ヶ月ほど前からは、安般念が普通に出来る様になりました(以前は、安般念をしようとすると、顔、…