Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>日本茶屋

今日は、前から気になっていた喫茶店、コーヒーではなくて、日本茶を出すお茶屋さん(茶のいほり)に行ってきました( Y町 は観光地なため、レストランも喫茶店もケーキ屋さんも、なんでも高いので、外食は避けたい所ですが、最近どうも、日本茶が好きになって、ここへは一度行ってみたいな、と・・・)。

間違って<玉露>なんぞ注文すると目の玉飛び出すからと、外の看板メニューをよくよく観察して、煎茶と(玉露の安いやつかも、忘れました)お菓子のつくセットにしました(しめて850円)。お茶も美味しかったですが(これは自宅でも、よいお茶の葉を買ってくれば、これくらいは点てられるので、70点としましょう)、ついてきたお菓子が美味しかったです。看板の写真を見た時は<くずもち>だと思ったのですが、<くずもち>よりもっとモチモチしていて、子供の時に祖母が作ってくれた<台湾式ちまき>に見た目も味も、そっくりです。店主に聞いてみると九州の餅菓子「灰汁巻き」というものだそうです。昔の兵糧で、もち米を灰汁で炊いて日持ちできるようにしたもの、だそうです。ただ、昔の製法では灰汁の味が強すぎて美味しくないので、店主さんは、自分の店に出す分は、長時間灰汁抜きをするそうです。

インターネットでレシピを調べると、灰汁が手に入らない現代の家庭では、重曹で作っているそうです。祖母が<台湾式ちまき>を作る時は、ラーメンを作る時に使う<鹹水>を使っていました。我が家に買い置きの<鹹水>がありますが、灰汁巻きを作る時の<鹹水>の使い方が分からないので、レシピで見た、重曹を使う方法で作ってみようかしらん(しかし、<灰汁巻き>には竹皮が必要になりますが、竹皮って高いのですよね。近くの竹林に入って、拾ってくるか!!)

追補:これを書いてからインターネットで<レシピ・鹹水>と入れたら、鹹水で作った台湾ちまきの作り方が出てました。日本語の<てにをは>がちょっと変だったので、台湾人が投稿したみたいです。ありがとう、これを参考に、祖母がよく作ってくれた<鹹水で作るちまき>作ってみます(灰汁で作るのと鹹水で作るのと、原理は同じなのでしょう)