Sayalay's Dhamma book

長年、当ブログにおいて逐次公開しましたテーラワーダ系仏教書翻訳文は、<菩提樹文庫>にてPDF版として、正式に公開されています。<菩提樹文庫>WEBをご閲覧下さい。

是誰庵日記>今年の抱負

皆様あけましておめでとうございます。

ある星占い師のブログを読むと、今年は「愛の年」なのだそうです(表面的には軍事行動のような、きな臭い話があっても、誰もついてこなくて、長続きしない、みたいな・・・)。

私、今年は <枯淡> を目指そうかな、と思っています。イヤ、ついさっき、思いついたんだけど~笑。

10 歳 の頃から仏教書を読み始めてすでに55年、テラワーダ(南伝仏教)で瞑想の修行をして30年。そろそろ、そんな境地になっても良さそうな頃合で・・・(笑)。

年末から少し胃が痛くて、病院に行って、いくつか検査しました。以前の私なら大パニックになる所ですが、幸い、近所に色々相談に乗ってくれる知人もいて、「1 月 10日で65歳になるんだもの。長い人生、無傷である訳もなく・・・」と、なんとか冷静を保っています。

胃痛は薬で治すか、手術するか・・・これから決める話。

今年の一番の希望は、緬甸のパオ森林寺院のヤンゴン分院か、又は台湾分院で出家する事。

タイや緬甸のテラワーダ(南伝仏教)の尼僧は、比丘尼ではなくて<メーティラシン>といい、比丘尼よりは格が低いです(南伝では、比丘尼の伝統が途絶えて、仏陀の定めた<長老比丘尼が新参比丘尼を出家させる儀式>が行えなくなったのが致命傷になりました。現在、テラワーダでは、男性の長老比丘がいても、比丘尼は生まれないのです。仏陀が女性サンガの自治を守ろうとして決めた事が、裏目に出た感じです)。

まぁ、格なんぞはどうでもいいので、とにかく出家してメーティラシンになり、尼僧の姿で Y町 に戻って、出家者として暮らす。

心構えとしては、明るく前向きで、かつ<枯淡>に・・・(えっ?明るいのと<枯淡>は両立しない? ま、どちらも程ほどに、という事で)。

2014年 元旦の所信表明、こんなところでしょうか。

今年もよろしくお願いいたします。

 (追補:昨日のインターネットで、緬甸ですべての政治犯が釈放された、またはされる、とありました。軍事政権が 60 年の 行政の失敗、負けを認めました~僧侶が軍事政権に NO を突きつけた、あの<サフラン革命>もあったし・・・。緬甸の新しい年が始まります。嬉しいです)